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2004年10月20日東京シュタイナーシューレ「土笛作りのワークショップ」
土笛作りのワークショップ
台風の影響による大雨の中、三鷹市牟礼にある「東京シュタイナーシューレ(http://www.steiner.ed.jp/)」にて宇々地氏による土笛作りのワークショップが行われた。
レポート:竹森千早

今回、土笛のワークショップを行ったのは「五年生」のクラス。
庭に竪穴式住居が作られている静かな一軒家に、17人の生徒達が楽しみに待っていた。

宇々地氏の縄文時代についての話や土笛の演奏に、皆真剣に聞き入っていた。

さらに制作の説明に入り、宇々地氏が瞬時に作った土笛をすぐに鳴らしてみせると、教室は驚きの声で騒然となった。

生徒たちに粘土が配られいよいよ制作に入ると、制作途中の笛を早速鳴らし始め、教室はたちまち土笛の音に包まれた。

このような熱気と音の中、子供たちは脇目もふらず制作を続け、2時間程で1人3〜5個の笛を制作した。

制作も一通り終わり、乾燥のために作品を一ケ所にまとめ終えると、生徒達は宇々地氏を囲んだ。
今回のお礼に、担任の木村先生のギター伴奏による美しいコーラスを聞かせてくれたのだ。
その天から響くような歌声に、宇々地氏はひたりきっていた。

次回は11月17日に、作った土笛の野焼きを行う予定だ。
   
写真上:縄文時代についての話し
写真下:制作の指導をする宇々地氏

子供達の制作した、さまざまな形の土笛
最後に美しい歌声を聞かせてくれた

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