台風の影響による大雨の中、三鷹市牟礼にある「東京シュタイナーシューレ(
http://www.steiner.ed.jp/
)」にて宇々地氏による土笛作りのワークショップが行われた。
レポート:竹森千早
今回、土笛のワークショップを行ったのは「五年生」のクラス。
庭に
竪穴式住居
が作られている静かな一軒家に、17人の生徒達が楽しみに待っていた。
宇々地氏の縄文時代についての話や土笛の演奏に、皆真剣に聞き入っていた。
さらに制作の説明に入り、宇々地氏が瞬時に作った土笛をすぐに鳴らしてみせると、教室は驚きの声で騒然となった。
生徒たちに粘土が配られいよいよ制作に入ると、制作途中の笛を早速鳴らし始め、教室はたちまち土笛の音に包まれた。
このような熱気と音の中、子供たちは脇目もふらず制作を続け、2時間程で1人3〜5個の笛を制作した。
制作も一通り終わり、乾燥のために作品を一ケ所にまとめ終えると、生徒達は宇々地氏を囲んだ。
今回のお礼に、担任の木村先生のギター伴奏による美しいコーラスを聞かせてくれたのだ。
その天から響くような歌声に、宇々地氏はひたりきっていた。
次回は11月17日に、作った土笛の野焼きを行う予定だ。
写真上:縄文時代についての話し
写真下:制作の指導をする宇々地氏
子供達の制作した、さまざまな形の土笛
最後に美しい歌声を聞かせてくれた
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