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7月2日(金)	
カフェ・スローライブ 共演 禅學佳秀

復元された縦穴式住居

もしかしたら出土した土笛が見れるのでは…と期待していた。
しかし、見渡した限り笛の展示はなく少々がっかりしていたところ 解説員の小野さんが「では宇々地さん、これをどうぞ!」と 縄文の土笛を手渡してくれた!そして、吹いて下さい…と。
突然の展開に驚きながらも、静かに笛に息を吹き込んでみた。
以前、河津からは1つだけ縄文の土笛が出土していることを聞いていた。
今回、菊地さんのお力で、資料室を見学できることになった。



左が解説員の小野さん

左:いりあい村の土で創った宇々地の土笛
右:段間遺跡より出土した、三千五百年前の土笛
その3500年前の土笛の音色(2.2MB)は、素朴でいて奥が深く、まさに縄文の音霊だ。
そしてなにより驚いたのは、私の創る笛と同じように指穴のまわりに渦が刻まれていること。色々縄文の笛を見てきたが、これは初めての出会いだ。

時空を超えた、懐かしい思いが込み上げ、魂がふるえた。
そして、その夜のこと。
カミアソビの本番に、小野さんが来てくださった。
なんと土笛を持ってきてくれ「使って下さい」と…!
「カミアソビ-セイレイたちの響宴-」は三千五百年前の音霊から、
始まった。

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